チョコもレザーも「手間暇かけて作り出す、味わい深いもの」という点で共通している
デパートの催事場がチョコでにぎわっておりますよ。
今週はバレンタインデーです。
期間限定のチョコや、かわいらしいラッピング、高級感のあるものや、なんらかのこだわりを出したもの、義理(友)チョコ向けの面白チョコなど、眺めているだけで感心してしまいます。
バレンタインデーの由来や本来の意味はございますでしょうが、
日本に「バレンタインにチョコ」を定着させたチョコ業界(?)の方、凄いですわ。
結構な市場規模ですものね。
普段チョコを買わない人も、買ってみたりして。
普段からチョコを買う人は、ちょっといいチョコ買ってみたりして。
普段贈り物をしない人も、せっかくだからとチョコ渡してみたりして。
ところで、チョコチョコ言ってますが、チョコレートって作るとめっちゃ大変って知ってました?
四角いの溶かして、ハート型に固める話じゃない方の「作る」ね。
カカオの実を収穫してさ、かち割ってさ、種取り出してさ、発酵させてさ、乾燥させてさ、異物取り除いてさ、焙煎したりしてさ、皮むいてさ、すりつぶしてさ、カカオバターとなんだかを分離させてさ・・・
ほんで、やっとピュアなチョコのベースができて、それに砂糖やカカオバターや粉乳などを混ぜて練り固めるのよ。
工程多!
大変なことだわ。
それ知って以来、チョコ食べる時、感慨深い思いを巡らせながら、厳かに食べているとかいないとか・・・
そして、工房でふと、チョコ色の革を見ながら、チョコを想像してだれかチョコくれないかなーと思っていたら、
ハッとしたんですよね。
革の加工も、同じくらいめんどくさい工程を経ているなと。
猟師が鉄砲で撃ってさ(仮に)・・・あれしてこれして(書くと生々しいので省略しますが)、毛や脂などを除去して、薬剤などを使って加工をして安定した素材としての「革」にして、そこからさらに着色や型押しなどの加工をする場合があったりして・・・
さらに、切ったり縫ったり磨いたり塗ったりして、やっとこ製品が完成します。
こちらも、工程は多いし、技術も必要だしで、色んな職人の手が加わって作り上げる大変な作業。
チョコも、レザーも多くの人の手が加わって、時間がかかって、だからこそ味わい深いのではないかと思ってみたりして。
それを言ったら、この世に存在する、他の製品もそうかもしれません。
完成するまでの工程を知ることで、物の価値をさらに感じられる気がします。
それを、皆さんもご存じなんでしょうね。
工場見学。
流行ってますもんね。
みんな見たいんですよね。
裏側を。
ちなみに、革製品の修理・リメイクなどのご相談や、革製品のご購入や、体験教室の参加がてら、
工房見学なら可能ですよ。
珍しい機械や工具や、分解されたカバンや、職人の技術が垣間見れます(笑)
ぜひチラ見してってください。
レザー体験教室、受付中。
チョコレート、受付中。
お問い合わせはこちらhttps://leather-yanai.com/contact/