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なかなか分からない皮革の種類 なめし方法や原料皮の説明-5

今回は仕上げ方法によっていろいろな表情が出せる仕上げのお話です

1.素上げ調仕上げ

ほとんど仕上げ材を使用せず フェルトバフなどで艶を出しています。耐水性を必要な場合は多量のワックスを革の中に浸透させる事もあります

ヌメ革の生成りはお聞きした事は有るかと思います 当工房で好んで使っております革 カービング等が出来る革になります。

2.アニリン調仕上げ

銀面の毛穴のパターンが見透かせるような透明感のある染料のみによるカゼインなどを用いたたんぱく質系の仕上げをアニリン仕上げといいます。また染料だけではなく顔料を少し配合し合成樹脂を用いたセミアニリン仕上げの事をアニリン調仕上げと言います。

3.顔料仕上げ

顔料を使用して仕上げた革 顔料仕上げは生体の傷、などの隠蔽性、耐久性、耐水性に非常に優れている反面 透明感に劣り 銀面の毛穴はほとんど見えません。

4.グレージング仕上げ

革の銀面に平滑性と光沢を出す為 めのう、ガラス製ローラーによって 銀面に強い圧力を加えながら摩擦を行うしあげの事です。

5.アンティーク仕上げ

革に年代の印象を持たせ仕上げ 不規則な色調でツートンカラー効果を出した仕上げの事も言えます

6.エナメル仕上げ

ポリウレタン樹脂塗装膜で表面を覆われた仕上げ 表面が高い光沢性を持ち耐水性に強く パテントしげとも言われます

7.メタリック仕上げ

革表面にメタル調の質感を与える仕上げ 金属風の光沢の顔料、天然パール、魚鱗箔などをバインダーに混合した塗料で仕上げた物

当工房ではいろいろに仕上げた革を使いオーダーメイドでお作りしています

世界に一つだけの革製品をお持ちになりませんか

お問い合わせhttps://leather-yanai.com/contact/

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