わかる人にしかわからない「花見」の趣(おもむき)と「革」の趣
最近あいまいな(雰囲気的な)表現を使うことを意識している筆者です。
趣とか、味わいとかね。
いいとか悪いとかの決めつけは良くないですし、日本人として得意の忖度よろしく、絶妙なぼんやり表現を見せつけてあげるためです。(だれに?)
すみません、表現力の乏しさを見せつけてしまいました・・・
毎年、桜の開花予想が出ると、少し気分が上がる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちょっと前まで、花粉の飛散予報をチェックしながら、ため息や舌打ちをしていた方も、
やっと春を受けつける気になってきたかもしれません。
しかしながら、私は大人になるまで桜をはじめ、花の良さ(あ、趣?)について、さほど興味がありませんでした。
どちらかというと、花団の方です。(花より団子派。おいしい物食べてる方が幸せ)
それが、いつしか色んな経験を経て、考え方が変わり、感じ方が変わり、好みが変わり・・・
「あら~、立派な桜だわ~、かわいい花だわ~、月って神秘的~、星空ってロマンチックー」といちいち感動するように仕上がりました。
まあ、同じものを見ても、感じ方はそれぞれですけど、花見や月見なんかはタダでも見れるものなんで、
それで心がほっこりすれば、なんだか得した気分です。
そういう意味で言えば、私にとって「革」もそうなんです。
子供のころから「やっぱ財布は革でしょ!」
なんて思ったことはみじんもないわけで、財布だって、鞄だって、
かっこよければいい、安けりゃいい、使いやすけりゃいい・・・
と、その時の便宜上の理由でしか選んでませんでしたよ。
だけど、そのうち色んな感覚を持ち合わせてくると、大事に長く使いたいとか、丈夫なものがいいとか、世界に一つだけのがいいとか、いろんな思いが巡って、革素材にたどり着く場合があります。
そういう感性って、私は「趣」として大事にしたいと思うところです。
なんだか、しみじみな話になりましたね。
何はともあれ、花を見るなり、団子を食べるなり、祭りに参加するなり、旅行するなり、
思い思いの春を楽しみたいものですね(^^)
ちなみに、所沢といえば航空記念公園の桜が有名ですが、
当工房の裏手、1~2分歩くと川と公園があり、そこに咲く桜が結構立派で私は好きですよ。
穴場すぎてだれも知らないことでしょう...
是非確認しに見に来てください笑
そして、当工房も是非確認しにきてください笑
お待ちしております♪
新生活に向けて 世界で一つだけのお財布はいかがでしょうか
無料見積りはこちらhttps://leather-yanai.com/estimate/