梅の雨、梅の花、梅の実、梅の酒、梅の皮、雨と革って何のことやろ!
早口言葉と思いきや、意外とすんなり読めましたね(^_-)
梅雨というと、なんかどんよりしちゃうかなと思って連想ゲーム方式です。
6月が近づいてくるとどうしても意識してしまいますよね、雨、紫陽花の季節。
毎年「梅雨入り」「梅雨明け」とか教えてくれますけど、個人的にはさほど気にしてないんですけどね。
去年に至っては、そんなに雨が続いた記憶もないですし(忘れてるだけ?)
その年その年で雨の量も日数も多少は違いますし。
そんな人の力でコントロールできないことはさておいて、
今年の梅干しや梅酒を、作ったり、味わったりする方法を考えてた方が私は楽しい。
ところで、梅の事を調べておりましたら「梅花皮」って言葉を見つけまして、
その次に「梅花皮の財布」って出てきたんです。
なんと!梅の花?梅の皮の?財布って何?
と知らないワードにワクワクしながら、即クリック。
結論から言うと、ウメではなくサメでした。
梅花皮は「カイラギ」と呼ぶらしく、サメ類(またはエイ)の背の中央部分の皮で、
硬い粒状の梅花の形をした突起があり、刀剣の鞘(さや)や柄などの装飾に用いるとのこと。
そして、財布はエイの革で仕立て上げられてました。
エイの革は知っておりますが、「梅花皮(カイラギ)」という言葉があったとは勉強になります。
エイ革と言えば、丈夫で耐水性が高く、偶然にも雨の日にもってこいですね♪
革は「水シミ」になってしまうため、基本的に水に弱く雨の日には要注意ですが、
意外とタフな革も存在します。
エイ革の他には、鹿革(ディアスキン)も水に強いと呼べるかもしれません。
鹿の革繊維構造上、撥水性があり水を弾いて油分が多いのです。
さらに、そのままにしておくとしみ込んではしまいますが、通気性がとても高いのですぐ乾く(速乾性)という特性があります。
よって「水シミ」になりにくい、手入れが楽と言われております。
また、少し値は張りますが、「黒桟革(くろざんかわ)」という、国産黒毛和牛の革を漆塗り仕上げした革も、
水に強く、傷つきにくく強度が高いです。
昔は武装・甲冑(かっちゅう)で使用したり、剣道の防具で使用したり。
あとは、蝋引き牛革(ブライドルレザー)もロウでコーティングしているので水に強いですかね。
昔の人の知恵や、現代の技術には感心させられます。
素材の弱点を諦めないって、なんだか素敵です。
ということで、雨の日のおしゃれや、どんよりとした気持ちも諦めず、
前向きに楽しんでいきましょう~
雨降ってくれるおかげで、作物育つ~豊作になったら野菜の値段下がる~おいしい野菜果物食べられる~
雨降ってくれるおかげで、肌の保湿~♪
雨を楽しみましょう!そして革も!
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