梅雨の時期は犬の散歩も一苦労ですね
長い梅雨が続いているせいもあり、雨が降らない日にはせっかくだからと、外の空気を吸いに散歩などに出かけたくなりませんか。
曇りの日は涼しくて過ごしやすいのですが、晴れた日はもうすでに初夏になっていることもあり、外に出かけると一気にじんわりと汗をかくような暑さを感じるようになってきました。
とはいえ、晴れた日は空もすっきり晴れ渡るということもあり、多少蒸し暑くても気分的にも晴れやかな気持ちになります。
そんな中、外を歩いていると雨が上がったこの機会にと、慌てて犬の散歩をしている人の姿が多いことに気づきました。梅雨の時期に思うように外出できなくて複雑な思いを抱えているのは、人だけではないのかもしれません。
犬の中には、濡れるのを嫌がる子だけでなく、雨のにおいが苦手な子や、雨と同時に起こる雷の音が苦手な子など様々なタイプがいます。逆に、雨が好き・得意だという子もいるのだそうですが、割合的には苦手だという子が多い印象です。
確かに、人間でも雨に濡れると服や髪が肌に張り付く嫌な感じがありますし、雨水が顔や体に当たるのも、雨粒が大きくなるほど思った以上に痛くて、いやな気持になります。犬でも同じように感じるのかもしれませんね。
とはいえ、外を嫌がるからと散歩をしないでいたらストレスが溜まったり、運動不足になってしまうので、この時期の犬の飼い主さんは結構大変なんじゃないかと、散歩をしながら感じます。
最近知ったのですが、これから暑くなるにつれて人の熱中症が話題になることも多いのですが、それ以上に犬の熱中症というのも、問題になるそうです。ペットを飼っていないと知ることがない話なのかもしれませんが、犬は人よりも歩く位置が低く、子供と同じように地熱の影響を受けやすいのだそうです。
そんな中で、地面が厚くなっている屋外を散歩させると、犬は体温を外に逃がすのが苦手な動物なので、人よりも高い確率で熱中症になってしまうそうです。自分の家族でもあるペットが気づかぬ間に熱中症に…と考えると少し怖くなってしまいますよね。
そもそもどうして犬は体温を逃がすのが苦手か、皆さんはご存知でしょうか。実は体の仕組みが関係しているそうです。
まず、人間の場合は暑くなった時に、どうやって体温を調節するのかわかりますか。
そうです。人は体温を調節するために皮膚の上にたくさんの汗腺と呼ばれる汗を分泌する腺があるので、厚いときには汗腺から汗を分泌して、気化熱を発生させることで、体温を下げています。
では、犬の場合はどうなのかというと、実は犬には汗腺がものすごく少ないのだそうです。一応全くないというわけではないのだそうですが、それでも犬の汗腺というのは肉球ぐらいにしか備わっていないそうで、体温の調節をメインで行っているのは別の部分なのだそうです。
その部分というのが、口。よく走り回った後の犬が下をベロンと出して、ハッハと息をしていますが、この口を大きく開けた時のハッハという息によって、体温を下げているのだそうです。被毛が多いうえに体温を逃がせないとなると、想像しただけでも大変そうです。
とはいえ、上手にタイミングを見計らえば、真夏でも早朝や夜に散歩も出来るというので、これから暑くなるシーズン、飼い主さんには早起きや夜のお散歩を頑張ってと、こっそりエールを送っておきたいと思います。
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