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鮭の漁獲量が変化しているそうですね

10月に入り、夕方になると9月には感じられなかった、ゆったりとした風を感じられるようになってきました。
ゆったりとした秋の風を感じていると、夏のうだるような暑さで疲れていた体に活力が徐々に戻ってくるのを実感できる気がします。

さらに、秋の物寂しげな雰囲気をかみしめていると…お腹からグーという音がなって、今度は夏に減っていた食欲が一気に戻ってきたりするので驚きます。
食欲の秋と言ったりしますが、まさに食欲が増えるので、昔の人もこの時期はお腹がすいていたのかもしれません。

そんな食欲の秋といえば、様々な秋の味覚がおいしい季節ですが、今年はとある秋の味覚に変化が訪れて話題になっています。

その話題になっている秋の味覚とは、いくら。
いくらといえば、人工的に作られる人口いくらもあり、通年どこでも見かけることができる食材の一つですが、そもそも天然のいくらとは、鮭の卵です。

ですから、卵を抱えている鮭を獲らないと手に入らない、希少な食材でもあります。
ですが、この鮭の漁獲量が今年はかなり少ないのだそうです。

そもそも鮭はどこで獲れる魚か、皆さんはご存じでしょうか。
基本的に鮭は北海道などの寒い地域で獲れる魚です。

お寿司のネタでも人気が高く、お刺身で食べるだけでなくカルパッチョなどの料理にもよく使われる鮭ですが、残念ながら今年は漁獲量が減ってしまっているということで、北海道産の鮭やいくらはあまり食べられなさそうです。

漁獲量の少なさから、価格の高騰もすごいらしくニュースによると昨年は100g 600円ほどで取引されていたものが、なんと倍の100gで1200円になってしまっているそうです。
気象だからこそ高くなってしまっているというのは仕方ないことなのでしょうが、漁獲量が減ってしまっているということは、放流している稚魚がしっかり育って戻ってきていないということにもなりますので、鮭自体の生育や生活環境というのにも何かわからない変化があったのでは…と不安になってしまいます。

ニュースによると温暖化などの影響があるのでは…ということでしたが、まだまだ自然界には人間もわからない様々な物事が多く、想像以上にいろいろな変化が起きているので、果たして本当に温暖化の影響だけなのか、そして来年はどうなってしまうのか、様々なことが気になります。
来年になると昨年と同じように元気な鮭が帰ってくるのか、それとも今年と同じようにあまり帰ってこないのか、それによって変わってくるのでは…と思います。

出来れば一時的なものであってほしいですね。
最近では様々な海の幸の、絶滅危惧が話題になっているのでせめて、しっかり保護活動をしている鮭は…と思ってしまいます。

それにおいしいだけでなくたっぷり栄養があるので、正直毎年楽しみなことの一つですしね。

ちなみに今年は鮭といくらの漁獲量が減っている反面、なんとぶりが増えているそうです。
もしかしたら、相対的にぶりの漁獲量が増えていることと、鮭の漁獲量が減っていることというのは何か関係があるのかもしれません。

どんなものでも、しっかり管理しないと、どこかで絶滅したりすたれたりしてしまいます。
ましてや、人間が生活するために捕獲したり加工したりしている場合は、なおさらです。

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