人の手で作られているものって気遣いが感じられて素敵ですよね
だんだんと秋の涼しさの中に、冬を感じるようになってきました。
春もそうですが、暑い季節と寒い季節との間の季節というのはとても過ごしやすい反面、あっという間に終わってしまうので、なんだか儚く感じてしまいますよね。
儚いといえば、先日公開されて、大きく話題になり、さらにいまだにグッズなど広く展開されている、鬼滅の刃のテレビアニメの第二期の放映が決まったのを皆さんはご存じでしょうか。
もともと、日本一優しい鬼退治というキャッチコピーで始まった漫画なのですが、ストーリー内で出てくる各キャラクターの個性もさることながら、大人から子供まで広く魅了してしまう、刀を使って戦うというスタイル、そして独特の呼吸というファンタジーなのにどこか日常に近い印象の多い言葉がたくさん出てくる作品です。
大人だけでなく子供たちまでしっかりハートをわしづかみしてしたという理由も、作品を見るだけでよくわかります。
とはいえ、実際に映画版やアニメ版を見る前に、漫画版の鬼滅の刃を見ていたという人は意外と少ないのではないかと思います。
そもそも、漫画版の鬼滅の刃は、アニメ版や映画版に比べると、かなりざっくりとした印象の線で描かれており、たとえるなら昔の漫画版のゲゲゲの鬼太郎のような、どちらかというと、ホラーに近い印象を感じる絵が多くなっているように感じます。
ホラーのような印象があるしっかりとした絵だからこそ、漫画版の方が敵である鬼の怖さが強調されて見えるのではないでしょうか。
特に鬼の総大将である鬼無辻無惨というキャラクターの怖さは、アニメ版ではまだまだ登場回数が少ないため、あまり大きく強調されてはいませんが、もうすでに完結している漫画版の方では、怖さだけでなく得体のしれない不気味さという形までしっかりと絵に表現されていたように感じます。
これから鬼滅の刃の二期の放映が行われるということで、これまで放送されていた一期や映画になった一期のその後の話などと、どんどんクオリティーが上がっているそうです。
ですので二期ではどう進化して漫画がアニメになるのか、とても楽しみです。
最近はコロナ禍の影響を受けているからなのでしょうか、比較的さっぱりと誰でも好きになりそうな印象のアニメなどよりも、少しおどろおどろしい印象のアニメの方が、人気が出やすくなっているように感じます。
アニメになる上で、漫画だった時に比べるとかなり印象がさっぱりとしており、見やすくなっているのには、アニメ版の製作スタッフの頑張りを感じることができるように感じます。
どういった作品でもいえると思うのですが、それぞれに必要とされるニーズに合わせたものを用意するには、実は結構時間と労力がかかっていたりするのです。
だからこそ、そういったアニメーターさんや制作スタッフさんたちのすごさというのがわかるので、アニメを見る時はぜひ、皆さんも原作の漫画と比べてみてはいかがでしょうか。
原作をきっちり再現しているアニメもあれば、沢山の人の目に入るアニメだからこその表現の仕方をしているアニメもあり、見やすさという視点はもちろん、放映時間などでどんな人の目に入るかも気にされているというのを感じられたりするので、見ていてその気遣いの多さに驚かされたりします。
漫画に限らず、人の手によって作られたものは様々な気遣いがちりばめられていて素敵ですよね。
実はオーダーメイドで作るレザークラフトもしっかりとオーダーされる方と話し合うことで、パッと見ただけではわからないような細かい部分にまでこだわることもできます。
だからこそ、長く使える良いものが欲しいという人にもおすすめです。
大切な誰かだけでなく、自分自身へのプレゼントとしても、ぜひLEATHER工房YANAIでオーダーメイドのレザークラフトを作ってみてはいかがでしょうか。