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高温多湿な気候だからこそ管理やケアが大事ですね

暑くてじめじめしている毎日が続いています。日本の高温多湿な気候のせいとはいえ、梅雨の時期に引き続き、湿度が高くまとわりつくような湿気を毎日感じていると、なんとも言えない嫌な感じがしますよね。

いわゆる不快指数が高い状態なのでしょうが、この状態というのはあまり革にもよくないので、革製品を持っている人は注意しましょう。また、この時期はより気温が高くなりやすいため、革の表面に生えると嫌なカビ菌も元気になりがちです。

エアコンの除湿機能などを使って、湿度管理や温度管理をして、革製品の状態をキープしてくださいね。

革製品というと、高級で管理やケアにも手間暇がかかりますが、実は動物の中にもそんな高級で(?)手間暇かかりがちな哺乳類がいるのをご存じでしょうか。

どんな動物かヒントを出させていただくと、水の上をスイスイ泳いで、おなかの上で貝を器用に割って食べる動物です。

もうわかった人もいると思いますが、その動物というのはなんとラッコ。
ラッコといえばのんびり水中ですごしている上に、器用に貝を割っておいしそうに食べるというイメージがありますが、実はこのラッコというのは自分自身でしっかり自分のメンテナンスをしていないと、優雅に水の上で浮いて生活したりすることも難しく、ひどい場合はなんとおぼれてしまうのだそうです。

水の上を優雅に泳いているイメージのあるラッコですが、なかなか難儀な体質をしているようですね。

さらに驚いたのがラッコには肉球があるということ、そして、ラッコは毛の密度が哺乳類の中でもトップレベルで濃いということです。確かにラッコの可愛さの理由の一つは、なんといってもふかふかな毛皮にあるような気がします。

もちろん、石を使って一生懸命泳ぎながら貝を割って食べる姿というのも、なんとも言えない可愛さを感じることが出来ますが、さらに可愛さを助長しているのは、やはりたっぷりとふわふわの被毛が生えた、あの見た目ですよね。

ちなみにラッコには肉球があるということで、ふわふわな見た目も相まって陸上での生活も難なくできそうな感じがしますが、実は陸上に上がると一気に動作がもっさりしてしまうそうです。水中ではあんなに素早く動き回っているのに、どうして陸上ではもっさりとしか動けないのでしょうか。

その理由というのはあのラッコ特有の体型が関係しているのだそうです。ラッコ特有の体型というのは、実はよく見ると泳ぐことに特化している後ろ足が、かなり短くなっています。ですが、前足はいろいろな動作もするので、比較的長めです。

そのせいで、陸上で歩こうとすると、かなり歩きづらそうな感じになってしまうのだそうです。陸上で動いているところを見かけたら、可愛そうな感じになってしまいそうですが、そういったところもまた可愛く見えるので、動物って不思議ですよね。

そんなラッコですが、実は過去には高値で取引されていたということもあるそうです。確かに可愛いので、手元に欲しいと考える人もいたのかもしれませんが、家で飼うとなると飼育が大変そうですので、私的にはちょっと考えられない…といった印象です。

さらに驚いたのが、ラッコの餌代。実はラッコはあんなに小柄なのにたくさん食べるそうで、水族館内での飼育時にかかるお金が一番高いのだそうです。意外ですよね。今度からは水族館などでラッコを見る時は、少しお金がかかる動物という目で見てしまいそうです。可愛いんですけどね。

ラッコほどではありませんが、革製品も手間や費用をかけることでよい状態を保つことが出来る上に、独特の味わいが出てきます。だからこそオリジナルの革製品を作りたい、送りたいといった場合は、ぜひLEATHER工房YANAIにご相談ください。